Memento mori
Teng jing-official part.2

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

今、観たい映画3 (R.I.P. Heath Ledger)

やべぇtree of life観てねぇ。中国語ばっか勉強してる場合じゃねぇよ。

The Dark Knight Rises
the_dark_knight_rises_2012-normal.jpg

観るのが、、怖いんです。

前作の「The Dark Knight」が、あまりに完全だったから。
joker.jpg

Dark KnightのJokerに匹敵するイケメンを私は数えるほどしか知りません。
Fight ClubのTyler durden、No coutry for old menのAnton Chigurhくらいでしょうか。

Dark Knightは、本当に素晴らしい映画でした。エンターテイメント性、シリアスなメッセージ性、そして、Jokerの強烈なインパクト。世界中にJokerの熱狂的なファンが居ます。このyouTubeはもうOfficialレベルじゃないでしょうか。
まだご覧になっていない方は是非。一刻も早く。こんなクソみたいなブログを読んで人生の貴重な時間を捨てている場合ではありません。


きっと、Dark Knightのファンの誰しもが、高すぎる期待と、訪れるであろう失望感にきっと怯えていると思います。これ以上の映画が作られることは無いだろう。そして、いや、、、もしかしたら、、、

演技の世界はよく分からないですが、俳優の方々も、Dark Knight Risesに出ることの重みを感じていることと思います。自分には前作のJokerを超えられるだろうか。俳優人生を背負う覚悟で臨んでほしいものです。


arts-graphics-2008_1129745a.jpg


Dark KnightやInceptionを超えて、Christopher Nolan監督は更なる高みに到達出来るのでしょうか。到達してほしい。映画界に永遠に残る、揺るぎもしない金字塔を打ち立ててほしいです。




一般公開は2012年7月。
時期的に、中国語を習得した代償として、職と住と貯金を失ってどん底に居る予定です。
2日分の食費を浮かして、震える手でチケットを買い、Dark Knight Risesの中国語字幕を観るでしょう。出来れば、、、中国語の吹き替えじゃないといいなぁ
続きを読む
スポンサーサイト

「The Wrestler」 directed by Darren Aronofsky

The Wrestler
the_wrestler_poster.jpg

あるプロレスラーの栄華と凋落。20年を経て、酷使し続けた肉体への負担は心臓のバイパス手術を行う結果となり、それでもなお彼は自分を待っている観客のためにリングへ上がる。

生き永らえたいなら、スーパーでの販売を続ければ良かったのだろう。ひと時の快楽よりも、地道な努力こそが大切なんだ、と。そうやって死に延びて、その人生に何の意味がある?

全てを失っても、命を賭けてでも、やりたい「何か」が見つかった人間は、少なくとも自己欺瞞を重ねている人間よりも幸せなのだろう。

自己証明。自分が今まで積み上げてきたものはリングの上だけだ、という真実。

補聴器や老眼鏡などの小道具がリアルだった。それを身につける主人公の仕草のあまりの自然さ。それだけに、それだけになおいっそう泣けてくるものがあった。


----------------
Black Swan然り、Requiem for a Dream然り、彼の描くExtremeなエンディングは、それがHappyであれBadであれ、心を強烈に揺さぶられます。そもそも、Endingに安易な二元論を持ち込むこと自体が間違っているのかもしれません。涙腺にまで届く、良い映画でした。

「A Hole in the Head」 directed by Eli Kabillio

Trepanationてご存知ですか?
ahith2.jpeg

頭蓋穿孔(またはトレパネーション)とは、頭皮を切開して頭蓋骨に穴を開ける民間療法の一種とされる。この施術に於いて、通常の脳外科手術や頭骨骨折等の外科手術と違う所は、特に治療を目的とした行為というよりも、神秘主義観に基く物であり、また頭骨に穴を開けた後に何等かの塞ぐ処置を行わずに頭皮を縫合する所にある。 -Wikipediaより

山本英夫氏の「ホムンクルス」という漫画において、主要なモチーフとなっています。日本では「ホムンクルス」から「Trepanation」の単語を知った方も多いのではないでしょうか。

「A Hole in the Head」
ahith1.jpeg
先史時代から行われているTrepanationの歴史から、現代において実際にTrepanationを行った人の体験談、及び医学的な見地からのtraoanationへの批判等、Trepanationを巡るドキュメンタリー映画です。映画自体は1998年に作製されたものなのですが、今回、日本において身体加工の最前線にいるジャーナリスト、ケロッピー前田氏による字幕監修の下日本での上映に至りました。



--------------------------
一時間にも満たない映画ですが、内容は強烈。8,000年も前から、人類は頭蓋骨に人為的に穴を開けようとしていたらしいです。原始的ではなく根源的。その欲求は何なのか。
現代では、60年代のカウンターカルチャーの一環で、ドラッグやフリーセックスの延長線上に、オランダのカリスマが「Trepanation」へと至ったようです。

「文化の輸入」という観点からも、実に興味深い話でした。我々極東の小島には、60年代の文化はもうほとんどがアメリカ合衆国からの輸入、という認識です。Charles Milles Mansonのような、先鋭化した狂気は入ってこず、ドラッグやセックス等のイージーな、輸入しやすい部分だけを輸入していたように、ヨーロッパにおいて生まれた「Trepanation」は、日本には輸入されませんでした。
いずれにしても、「Trepanation」のムーヴメントは、1960年代のカウンターカルチャーの一環として生まれたものなのです。

頭蓋骨に穴を開けると、どうなるのか?
映画における「Trepanation」の先駆者は、「Brain blood volume(脳内血流量増大仮説)」という理論において「Trepanation」を語っていました。頭蓋骨に穴をあけることで、脳みそにかかる圧力が緩和され、血流量が増大し、意識が”覚醒”するそうです。
実践者は、頭蓋骨に穴が開いた瞬間に、「pulsation(拍動)」を脳で感じた、と言ってました。
Jogaのような、ハイになるだけではなく、自分の精神を一段階上げるような「Trepanation」は、装飾系の改造とはやや趣が異なるのでしょうか。部位が部位だけに、精神に与える影響もより高いものになると思います。「どう」感じるのか、こればっかりは主観的なものなので、穴を開けないかぎりは分からないのですが。



--------------------------
映画上映後、ケロッピー前田氏を初めとする面々で座談会が行われました。ずっと昔、自分が子供だった頃、毎月発売される雑誌「BURST」を楽しみにしていた頃、ケロッピー前田氏のコラムにおいて、身体加工の全ての情報を入手しました。自身のBody piercingやScarificationも、ケロッピー前田氏と「BURST」があったからこそ、と思ってます。初めてお目にかかれて光栄でした。

「BIUTIFUL」 directed by Alejandro González Iñárritu

BIUTIFUL。ようやく観れました。
biutiful2.jpg

バルセロナの底辺。ガウディやサグラダファミリアとは全く違う世界に生きる男が、前立腺癌を患って死ぬまでを描く。

Iñárritu監督は、何時だって善悪の二元論で語れない、重層的で複雑な人間を描く。善も悪もなく、生きることの美しさ、辛さを丁寧に、執拗に見せつけられる。
不法移民。双極性障害の妻。麻薬。幼い子供達。DV。セクシャルマイノリティ。前立腺癌。賄賂。暴力。血尿。死体の山。

起承転結も無く、淡々と、濃密に主人公の人生を描く。まるで、主人公の人生の一部を切り取って、追体験しているような。「Johnny mad dog」にも同じような感想を抱いたが、あんな感じだった。


---------------
映画の中で久々にUnderworldの「King of snake」を聴きました。全く音が色褪せてません。狂気を彩る場末のクラブ。コカイン。女。主人公の血液に駆け巡る絶望と焦燥。クラブの音が、自分にとっての懐メロです。きっとIñárritu監督にとっても懐メロなんだろうな。

「Milk」 directed by Gus Van Sant

副題: Imprinting ときれいごと2

映画「Milk」を観ました。
Harvey Bernard Milk(1930年5月22日 - 1978年11月27日)。アメリカ合衆国の政治家、ゲイの権利活動家。1977年、カリフォルニア州サンフランシスコ市の市会議員に当選し、同国で初めて、自らゲイであることを明らかにして、選挙で選ばれた公職者です。しかし、議員就任1年も経たない1978年11月27日、同僚議員のダン・ホワイトにより同市庁舎内で射殺され、短い生涯を終えました。

Harvey Bernard Milkの存在の重要性、映画のクオリティ、Sean Pennの演技共に、圧倒的に素晴らしい作品でした。Sean Pennは筋線維の単位で演技をしているといっても過言ではないでしょう。

性的嗜好が遺伝的なものが後天的なものか私は専門家では無いのでよく分からないですが、種の保存という本能的なImprintingから考えれば、同性を欲する(=種の保存の前提を放棄する)嗜好というのは、自己破壊的と言うか、遺伝的なものに起因するのでは無いのかなと考えます。専門家の方がいらしたらご教示ください。


基本的に、私は先天的なものに起因する差別を是としないですし、ましてホモフォビックな人間にはなりたくないと常々思っています。また、テーマの性質上、然るべき描写は必要不可欠なものだと思います。
しかし、いざセクシャルマイノリティに起因するベッドシーンを見せられると、生理的にこみ上げてくるものがあったのも事実です。こみ上げてきたのは何だったのか。「それはいかん、いかんよ」という思い、忌避しないと、という脳の警報、あるいは、認めたくはないですが単純な嫌悪感、だったのかもしれません。

芸術家にはゲイが多い、というフレーズを耳にしますが、監督のガス・ヴァン・サントもゲイだったことを今回知りました。ローランド・エメリッヒ、アンディ・ウォーホル、イヴ・サン=ローラン、ジェフリー・ダーマー、、、世界を馳せるビッグネームにも沢山いらっしゃいますね。ジェフリー・ダーマーは芸術家ではないですけれど。

リラックマのお部屋

プロフィール

teng jing

Author:teng jing
上海在住。公認会計士から経営戦略コンサルタントへ。

カテゴリ

facebook

RSSリンクの表示

リンク

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。